ラーマーヤナ登場人物の名前
こんなのを見つけました。
ラーマーヤナ登場人物の名前(サンスクリット・ジャワ語・タイ語対照表)
インドのラーマーヤナとインドネシアのラマヤナは、登場人物の名前が随分ちがっているんですよね。
だからインドのラーマーヤナを知っている人でも、インドネシアのラマヤナを読んだり、見たりすると「あれ?」と思うことがあるのではないでしょうか。
ワヤンでは、ロモのことをロモ・ルゴウォと呼んだりします。
別名がある人はちょっと混乱してしまいますね。
最もお話の概要がわかっていれば「ああ、これはこの人」とわかるのです。
ラマヤナ・バレエは、あまり複雑なストーリーではないので、お話の概要がわかっていれば、どういう場面を演じているのかはわかりやすいと思います。
難解なのはワヤンです。
本筋の物語に枝葉の物語が加わり、非常に複雑な物語になっています。
また、ダランによって、その枝葉部分が変わってきたりします。
そこがワヤンの深いところであり、おもしろいところでもあります。
ワヤンの深いところが知りたい方は、松本亮 著「ラーマーヤナの夕映え」を読んでみて下さい。
もうこの本は図書館か古本で探すしかないかもしれませんが・・・。